クレジットカード、延滞するとどうなるの?

普段の買い物にも、ちょっとした金欠の時にもクレジットカード1枚あれば、時を逃さずに買い物や支払ができる。そんなとても便利なクレジットカードですが、正しく付き合っていくためには、やはりきっちりと『約束』を守らなければなりません。

それは、「使った分はちゃんと期日までに支払う」というごく当然のルールです。しかし、人間ですから時には意図せず忘れていた、はたまた、どうしても遅れてしまう…そんなこともあるかもしれません。

今回は、クレジットカード会社・ノンバンク会社の債権管理回収部門に所属していた経験のある方に、クレジットカードの支払の延滞についてのお話を伺い、実際はいつから延滞になるのか?いつから督促がはじまるのか?また延滞してしまった場合はどう対処すればよいのかをまとめました。

引き落し日前に入金し忘れていて口座に残高がない!当日でも間に合うの?

クレジットカードの支払方法で最も多いのが口座から当月分の支払が引き落とされる方法です。主な引き落とし日として多いのが27日といわれています。これは一般的な企業の給料の支払日が25日であり、もっとも預金口座の残高が多いと思われるためでしょう(ちなみに、多くのカード会社ではカード申し込み時に引き落とし日もいくつかの候補から選べます)。

さて、今が26日の夜とします。明日はこの運命?の27日、クレジットの引き落としがあります。26日の夜の時点で口座の残高が引き落とし予定金額以下になっていれば、「延滞の可能性」が高まります。多くの引き落としは引き落とし日の朝一番に引き落とし金額が口座になければ、引き落とし不可能と請求先に銀行から報告が行くからです。

実は、先ほど「延滞の可能性が高まる」といったのには理由があります。実は銀行にもよりますが、27日の朝一番に口座残高が不足していても、その日のうちに預金口座にお金を入れれば、なんとかなる可能性があるからです。

銀行によっては、朝一番に引き落としができなかったとしてもその日のうちに何度か銀行が引き落としを試みる場合があります(朝と夜、もしくは引き落とし金額になるまで処理など)。この点については普段利用している銀行に一度聞いてみることをお勧めします。

しかしいずれにせよ、ギリギリの入金は気持ちも落ち着かずあまりお勧めできるものではありません。普段からお金の管理はきっちりしておきたいものです。

いつから督促がはじまるの?

27日、残念ながら引き落としが成立しなかった場合…単に忘れていて28日を迎えるならまだ良いですが、自分が支払を遅れることが分かっていて翌日を迎えるのはなんとも気分の重いものです。支払が遅れた…つまり延滞です。世にいう「督促」が始まります。鳴り止まないコール音に、ポストいっぱいの請求書に督促状、仕事場にまでかかってくる催促電話。挙句の果てには怖いお兄さんがやってくる(怖いお兄さんが押しかけてくるシーン、ドラマや映画ではみかけますが、今は法律で禁止されていますから安心してください笑)。

ここで27日以降の一般的な銀行とカード会社のやり取りについて説明します。実はカード会社は28日に引き落し結果をすぐに知るわけではありません。引き落し日から2、3日後に銀行などの金融機関から引き落し結果の連絡を受け取るのです。ですから、この期間はカード会社としては遅れているかどうかはわかりません。ただし、これが全てのカード会社で同様というわけではありません。カード会社や遅れの状態によっては、1日でも入金の確認が取れなければ即連絡というところもあります。

再引き落し日が設けてある会社であればよいですが、引き落し日は月1回という会社であれば概ね引き落とし日から2、3日後に引き落し日の翌日から遅延損害金が加算され、電話や手紙(遅れの案内や振込用紙)が送られてきます。勘違いしてはならないのは、支払が1日でも遅れている限りは、銀行とカード会社のやり取り期間があるにせよ督促が始まるタイミングが遅れるかどうかだけで、延滞している事実には変わりありません。

支払が遅れた場合はどうすればよい?

支払が遅れる場合に必ずしなければいけないのが、カード会社への連絡です。それも支払が遅れそうだということが分かった時点で即連絡することです。これでカード会社が減額してくれたり、期日を待ってくれたりということは必ずしてくれるとは限りませんが、まずは事情を説明しなければ何もはじまりません。むしろ、連絡もせず放置を続けることのほうが相当な危険に繋がります。お仕事先に連絡が入ったり、ブラックリストに載ったり、裁判所から通知が来たり…もう自分ひとりでは対処することはできなくなります。

また意図せずに支払を忘れていた場合は、カード会社から連絡があればすぐに入金手続きにいってください。どのような理由があれ(寝込んでいた、大雪だったなど)悪意は無いにせよ遅れているのは事実です。一刻も早く対応しなければ、やはり放置したとみなされ、多くのデメリットを招いてしまいます。

まとめ

  1. 引き落し日当日の入金でも間に合う可能性もある(利用している銀行に確認しましょう)。
  2. 基本的には引き落し日の翌日から遅延損害金が加算され督促がはじまる。
  3. 支払が遅れる場合は放置せず、早めにカード会社に連絡を!

次回は、長期にわたって延滞をしてしまった場合、どうなってしまうのか?いつまで払わないとブラックリストに載ってしまうのか?といった内容をまとめてみたいと思います。

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