カードローンの金利とは?借入れ時の金利の内容や計算方法を紹介

カードローンで借入れをする際、その借入れ条件はしっかり確認しなければいけません。担保提供の有無、審査の要否、返済期日などチェックすべき項目はいろいろありますが、中でも重要なのが、「金利」についての定めです。今回は、カードローンでの借入れ時における金利の内容や計算方法などを説明します。これを見過ごしてしまうと、予想以上の返済額になりかねないのでご注意ください。

カードローンで借入れをするときの金利について

金利とは、借り入れた元本に対する利息の割合のことを意味します。例えば、100万円借り入れたときに、1年後に5万円の利息が付くという契約内容であれば、金利は5%と計算できます。

このように、「金利は割合」、「利息は金利によって算出される金額」を意味します。なお、これらに似た用語に「利子」がありますが、これは預金に対して付される場面で使用される言葉です。大きな違いはありませんが、使われるシーンが異なるのでご注意ください。

カードローンで借入れをするときの実質金利(実質利率)について

カードローンで借入れをする際に、契約内容には「実質金利(実質利率)」という表記がされるのが一般的です。

これは、借入れ時における手数料などの諸経費を含んだ額面を含んだ内容となっています。つまり、実質金利とは、「金利+手数料など」という扱いです。実際に借入れを行った人が支払わなければいけない総額を明記した形となっているので、利用者側としては実質金利によって算出された以上の金額を支払う必要はありません。

カードローンの借入れ金利には上限あり!

本来、お金の貸し借りは当事者の合意によって契約内容が決まるはずです。いくら借りるか、どのような条件で借入れをするかは、契約自由の原則を前提とすれば、当事者間で自由に決めて良いはずです。

しかし、金融機関からお金を借り入れる際には、借り入れる人を保護するために上限金利が利息制限法によって決められています。利息制限法を超える上限金利を設定している金融機関は違法業者ですし、これを内容とする金銭消費貸借契約は無効です。

上限金利は、以下のように、借入額に応じて変動します。

  • 10万円未満:年利20%
  • 10万円以上100万円未満:年利18%
  • 100万円以上:年利15%

カードローンの借入れにおける金利の計算方法と注意点

以下では、カードローンで借入れを行うときの具体的な計算方法及び注意点について説明します。

借入れ利息の計算方法

カードローンで借入れをする際、契約上は「年利」の記載ですが、実際にはこの数値を基準として、日割りで利息が発生します。つまり、「1年後に年金利相当分がいきなり加算される」のではなく、「毎日少しずつ利息が積みあがって1年後には年金利相当分の利息に到達する」というイメージです。

したがって、カードローンで借入れをしたとき、「できるだけ早い段階で返済する方が得」ということが導かれます。今日返済するのと、明日返済するのを比べると、明日返済する方が一日分の利息額を余計に支払わなければいけません。

具体的な金利額は、次の計算式によって導くことができます。

借入金額 × 実質年利 × ( 借入れ日数 ÷ 365日 )

例えば、実質年利15%で、100万円を借入れた場合、1日あたりの利息は次のように求められます。

100万円 × 実質年利15% × ( 1日 ÷ 365日) = 約410円

つまり、この内容で100万円を借り入れた場合、毎日約410円ずつ利息が発生することを意味します。できるだけ早期に返済した方が得だということをご理解いただけたはずでしょう。

借入れ日が複数ある場合は要注意!

急な入用が重なったために、借入れを完済する前に、再度借入れをしなければいけないこともあるはずです。この場合には、それぞれの借入れごとに金利が計算されるので、注意して管理をしてください。

例えば、5月1日に初回の借入れを行い、その返済中である6月1日に2回目の借入れをしたとしましょう。借入れに関する契約が2回あるので、5月の借入れと6月の借入れはまったく別物です。したがって、金利についてもそれぞれの借入れ日を基準に計算しなければいけません。「2回目の方が新しいから、6月が基準になる」ということはあり得ないのでご注意ください。

特に注意が必要なのは、複数回にわたる借入れについて、それぞれ借入金額が異なる場合です。1日当たり発生する利息も異なるので、借入金額の大きな契約の元本から返済する方が得です。

まとめ

カードローンで借入れを行う際、金利に関する定めがいかに重要かご理解いただけたと思います。契約書、あるいは、契約内容を表示する画面において必ず記載されている事項なので、絶対に見落とさないようにしてください。

また、返済を繰り返していく中で、特に複数回の借入れを行った場合には利息の返済状況がわからなくなることもあるでしょう。そのときはすぐに金融業者に連絡をして、返済状況の明細などを送付してもらうなどの方法によって確認するべきです。

金利に関する条項を無碍に扱うと、想像していた以上に多額の金利を支払うことになりかねません。どうぞ明確に意識をした上で、計画的な借入れを行いましょう!